ゴーストレストランを住所から調べる方法|同一住所・実店舗・厨房を確認する手順

ゴーストレストラン解説

Uber Eatsや出前館などで気になる店舗を見つけたとき、「この店は実際にはどこで料理を作っているのだろう?」と思うことがあります。

ゴーストレストランやバーチャルレストランを調べる際、特に重要な手掛かりになるのが住所です。

住所を詳しく調べることで、同じ場所から複数ブランドが営業していることや、実店舗とは別名称のデリバリーブランドが展開されていること、クラウドキッチンが利用されていることなどが分かる場合があります。

ただし、住所が同じというだけで「同じ厨房」「同じ運営者」と断定することはできません。

この記事では、ゴーストレストランを住所から調べる際の確認手順と、間違った判断を避けるための注意点を解説します。

ゴーストレストランの基本については、「ゴーストレストランとは?実店舗との違い・見分け方を解説」もあわせてご覧ください。

なぜ住所を調べるとゴーストレストランが分かるの?

ゴーストレストランやバーチャルレストランでは、デリバリーサービス上のブランド名と、実際に料理を作っている場所の名称が一致しないことがあります。

例えば、デリバリー上では「○○唐揚げ専門店」と表示されていても、住所を調べると「△△居酒屋」という実店舗が営業しているケースがあります。

また、同じ住所からカレー、丼、唐揚げ、ハンバーグなど、複数の異なるブランドが掲載されていることもあります。

このような場合、住所を起点に調べることで、ブランド同士や実店舗との関係を確認しやすくなります。

デリバリー上の店名と実店舗名が違う理由については、「デリバリーアプリの店名と実店舗名が違うのはなぜ?バーチャルブランドの仕組みを解説」でも詳しく紹介しています。

手順1|まず住所をできるだけ正確に確認する

最初に、調べたい店舗の住所をできるだけ正確に確認します。

特に重要なのは、番地だけで終わらせないことです。

  • 都道府県・区市町村
  • 町名
  • 番地
  • 建物名
  • 階数
  • 部屋番号

可能であれば、ここまで確認します。

同じ番地でも、1階と2階、101号室と201号室では、別の店舗や別の厨房である可能性があります。

手順2|住所をそのまま検索する

住所が分かったら、その住所をGoogleなどの検索エンジンでそのまま検索します。

検索結果から、次のような情報が見つかることがあります。

  • その住所で営業している実店舗
  • 過去に営業していた店舗
  • 同じ住所を使用している別ブランド
  • クラウドキッチンやシェアキッチンの施設名
  • 会社情報や求人情報
  • デリバリーサービスの店舗ページ

ブランド名だけで検索する場合とは違い、住所検索では同じ場所に関係する別店舗を発見できる場合があります。

手順3|Googleマップでその場所を確認する

次に、住所をGoogleマップなどで確認します。

デリバリーサービス上のブランド名と同じ店舗が表示されるのか、それとも別名称の飲食店や施設が表示されるのかを確認します。

実店舗とは違う名称のデリバリーブランドが同じ住所を使用している場合、既存店舗の厨房を利用したバーチャルブランドである可能性があります。

ただし、Googleマップだけで確定することはできません。

地図情報が更新されていなかったり、閉店した店舗が残っていたり、新しい店舗がまだ登録されていなかったりすることがあるためです。

手順4|同じ住所の別ブランドを調べる

住所を調べるときに特に重要なのが、同じ住所から別のブランドが営業していないか確認することです。

例えば、同じ住所から次のような複数ブランドが見つかったとします。

  • 唐揚げ専門店
  • カレー専門店
  • 丼専門店
  • ハンバーグ専門店
  • 韓国料理ブランド

このような場合、共通の厨房から複数ブランドを展開している可能性があります。

一方で、同じ建物内に複数の厨房や店舗が入っていることもあるため、「住所が同じ=すべて同一厨房」と判断しないことが重要です。

同一住所から複数ブランドが営業する仕組みについては、「同じ住所に複数の飲食店があるのはなぜ?ゴーストレストランの仕組み」も参考にしてください。

手順5|建物名・階数・部屋番号を比較する

同じ住所から複数の店舗が見つかった場合は、建物名や階数、部屋番号まで比較します。

例えば、住所の番地までは同じでも、

  • A店:○○ビル1階
  • B店:○○ビル3階

となっていれば、別の厨房である可能性が高くなります。

反対に、建物名・階数・部屋番号まで一致している複数ブランドが見つかった場合は、共通の厨房を利用している可能性を考える材料になります。

ただし、それでも運営者まで同じとは限らないため、ほかの情報も確認します。

手順6|電話番号や営業時間も比較する

公開されている場合は、電話番号や営業時間も比較すると手掛かりになります。

複数のブランドで住所だけでなく、電話番号や営業時間まで一致している場合は、何らかの関係がある可能性を考える材料になります。

ただし、クラウドキッチンなどでは共通の施設情報が使われる場合もあるため、電話番号や営業時間の一致だけで同一運営と断定することは避けます。

手順7|実店舗の厨房を使った別ブランドか確認する

住所に通常営業している飲食店が存在する場合、その店舗とデリバリーブランドの関係を確認します。

例えば、実店舗は居酒屋なのに、同じ住所から別名称の唐揚げ専門ブランドや丼専門ブランドが営業している場合があります。

このようなケースでは、実店舗の厨房を利用したバーチャルレストランである可能性があります。

バーチャルレストランの仕組みについては、「バーチャルレストランとは?ゴーストレストランとの違いを解説」をご覧ください。

クラウドキッチンかどうかも確認する

同じ住所から非常に多くのブランドが見つかる場合は、クラウドキッチンやシェアキッチンである可能性も確認します。

クラウドキッチンでは、1つの施設に複数の厨房区画が設けられ、複数の事業者やブランドが利用している場合があります。

そのため、同じ住所から20ブランド、30ブランドと見つかったとしても、それらすべてが同じ運営者とは限りません。

クラウドキッチンについて詳しくは、「クラウドキッチンとは?ゴーストレストラン・シェアキッチンとの違いを解説」で紹介しています。

デリバリーサービスごとに確認する

住所から店舗を調べる場合でも、Uber Eats、出前館、ロケットナウなどの掲載状況は、それぞれ個別に確認することが重要です。

Uber Eatsで見つかったブランドが、同じ住所・同じブランド名で出前館にも掲載されているとは限りません。

逆に、あるサービスには掲載されていなくても、別のサービスでは営業している場合があります。

Uber Eatsを使った具体的な確認方法については、「Uber Eatsでゴーストレストランを見分ける方法」も参考にしてください。

検索結果に店名が残っているだけでは営業中とは限らない

住所検索をすると、過去に営業していた店舗のページが検索結果に残っている場合があります。

そのため、検索結果に店名が表示されたという理由だけで「現在も営業している」と判断しないことが重要です。

可能であれば、デリバリーサービスの個別店舗ページや公式情報などを確認します。

一方、「現在配達を利用できません」などの表示だけでは、一時的な営業時間外や配達エリアなどが原因の場合もあるため、それだけで閉店と断定することも避けた方がよいでしょう。

住所だけで判断してはいけないケース

住所は重要な情報ですが、住所だけでゴーストレストランかどうかを確定するのは危険です。

特に、次のようなケースには注意が必要です。

  • 大型商業施設の住所
  • 飲食店が多数入るビル
  • フードコート
  • クラウドキッチン
  • マンションや雑居ビル
  • 階数・部屋番号が異なる店舗

このような場所では、番地が同じでも複数の独立した店舗が営業していることがあります。

当サイトでは「ブランド名+住所」を基本に整理

ゴーストレストランチェッカーでは、東京都23区の店舗を調査する際、基本的に「ブランド名+住所」を1つの単位として整理しています。

同じ住所でもブランド名が違う場合は、それぞれ別ブランドとして扱います。

一方、ブランド名と住所が同じで、複数のデリバリーサービスへの掲載を確認できた場合は、同じ店舗として掲載サービスを整理しています。

また、住所が同じという理由だけで同一厨房とは判断せず、建物名、階数、部屋番号、実店舗との関係などを可能な限り確認しています。

東京23区のゴーストレストランを住所・エリアから探す

当サイトでは、東京都23区のゴーストレストラン・バーチャルレストランを、住所やエリア、最寄り駅などの情報とあわせて掲載しています。

→ 東京23区のゴーストレストランを探す

デリバリーアプリ上の店名と実店舗名の違いについて知りたい方は、「デリバリーアプリの店名と実店舗名が違うのはなぜ?」もあわせてご覧ください。

まとめ

ゴーストレストランを調べる際、住所は非常に重要な手掛かりになります。

住所を検索し、実店舗、同一住所の別ブランド、建物名、階数、部屋番号、電話番号、営業時間などを比較することで、店舗同士の関係が見えてくる場合があります。

ただし、「住所が同じ」という事実だけで同一厨房・同一運営と断定することはできません。

地図情報やデリバリーサービスの掲載状況、実店舗との関係など、複数の情報を組み合わせて確認することが重要です。

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